生活感のある部屋が落ち着きます
秋の長雨といいますか、このところずっと寒い雨が続いている上に、台風も近づいていますが、先日の自宅収納見学も無事に終了しました。
収納見学のお客様には「いつもこんなにキレイなんですか?」と聞かれることがあります。
が、そんなことはありません。
毎日ご飯を作ると、その時に出るゴミも毎回違うし、子ども達も学校からいろんなモノを持ち帰るし、私も買い物をしたら袋や紙袋からいろんなモノを仕分け、ポストをのぞけばDMやチラシが入っている。
疲れている時は、ちょっと放置しがち。
そうするとその周りにいろんなモノが集まってきてしまいます。
片づけるのが面倒になり、どんどん悪いスパイラルに陥っていきます。
が、荒れ放題になる前に、5分間は仕分けしようと行動しています。
使ったら、もとの場所に戻す!を合言葉に、子ども達も巻き込みます(娘は気分でやったり やらなかったりですが、それでも根気よく言い続けています)。
人それぞれ「スッキリ」度に差がありますが、家族が片づけに目覚めてから、どこまでモノを減らしたらよいか話し合った時に、主人は「何もない、ガラ~ンとした部屋はいや」と言ったんですね。
何もないより、生活感がある方がいい!と。
疲れて帰ってきて、必要最低限のモノしか置いていない部屋より、既に寝ていても、家族がいた気配を感じる方がいいと言うのです。
だから我が家は、主人の衣類や息子の学生バッグを入れるとりあえずBOXはリビングに置いてあるし、ガラス戸の本棚内の教科書はキッチリ入れていないし、キッチンには今の時期にたくさん頂く「根菜かご」が見えるところで山盛りになっているし、でもちゃんとモノたちの住所が決まっているので、これでよし!としています。
家族が負担になるお片づけ、対等ではないお片づけは、ひずみが出てギスギスしていきます。
お子さんが小さくても、頑固な人がいても、みんなで折り合いをつけて片づけられるといいですね(^^)/
目指すところは何処ですか?
イライラしているより、楽しく過ごせるお家になるように、片づけた後のお部屋を妄想してみてくださいね。
そして妄想で終わらせず、手を動かしてみてくださいね♪