家が物で溢れるのは、地球を汚すこと

モノの管理ができず、住んでいる人が疎かになり、我が家なのに居心地が悪い、家にいたくない…そんな家はモノが住居を支配しています。

普通に暮らしている家で使われているモノは約2割と言われています。残りの8割は使っていないモノ、お役目の終わったモノたちです。

環境問題や、輸入に頼りきった食料(食料自給率2018年は37%)、廃棄される食品やモノたち。
最近では恵方巻の大量廃棄が毎年問題になりますが、ほんの15年くらい前までは関東にはありませんでした。
これだけ騒がれても、相変わらず不安を煽る商売は変わらず、新商品は続々と登場し、売れ残りは廃棄されていきます。廃棄される頃には気に留める人は僅か…。

在庫切れが怖くて過剰に仕入れ、廃棄に慣れ過ぎて感覚がマヒしています。


極端な話ですが、使われているモノが2割とすれば、残りの8割は必要がないのに作られていることになります。
働き方改革も大事ですが、必要ないモノを作るために働き、そのお金で必要のないモノを買っていく…悪循環ですよね。

もし自分は、家族は、生産する仕事ではないから関係ない!ではありません。
安易に買ったモノのエネルギーを無駄にすることは、回り回って自分の、家族の、エネルギーを無駄にするということです。
限られた資源を使い続けている今、先進国と位置づけられた日本では、率先してモノではない心の豊かさを見つけていかなければなりません。

豊かさを勘違いしていた

小学生の頃、文房具を色違いで持っている友人がたくさんいました。
その頃文房具といえばペンがほとんどでしたが、全色持っていたりと私には羨ましい光景でした。
実母に買って!とお願いしても『買っても使わないでしょ!』とぴしゃり。
僅かな小遣いはどうでもいいモノを買ってしまい、すぐになくなってしまいます。
おばあちゃんに買ってもらっている友人たちが妬ましく、我が家におばあちゃんがいないことが悔しく…(書いていて笑ってしまいますが、その世界が全てでした)。

その反動で、お給料をもらって働く頃には、無駄使いもしましたが、結局は使わないモノばかりを買ってしまったんですね。
当時はエネルギーも上手く回っていないことを、今さらながら痛感します。

またモノもエネルギーなので、使っていないモノが大量に放置されていると気が滞っています。
これは私自身も、お客様の家でも体感しています。

本当の豊かさを目指して

そろそろ気づきませんか?
モノで欲求を満たす行為は心を豊かにすることができません。
煽られ心が物欲に支配されるのではなく、買い物に行ったら頭を働かせ必要かを考え、無駄なエネルギーを使うことを止め、優しさのエネルギーを自分や家族に回していく。

一人一人の意識の変え、猛暑の夏やゲリラ豪雨が頻発する荒れていく日本から、夏の夕立や冬の霜柱がまた見られるような日本にしたいものです。

『昔はよかった』ではなく『今がいいよね!』を合言葉に!

住んでいる家の主導権はモノではなく、人間である私たち。
地球に住んでいる私たち。
感情ある私たちが深く考えることで、住みやすい地球になることを願っています。

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